メール管理を効率化!Outlookのクイック操作とは?
2025.08.26
毎日数十件、数百件届くメール対応に追われて、他の仕事が進まない…そんなときには、Microsoft Outlookの「クイック操作」を使うことでメール処理を効率化することができます。普段の業務の中でよく使う操作をワンクリックで実行できるようになり、メール対応の時間を大幅に短縮できます。
本記事では、クイック操作の基本的な使い方と、業務で役立つ活用例をご紹介いたします。
クイック操作とは
クイック操作とは、Outlookのホームタブに表示されるショートカット機能です。
例えば、以下のような操作をクイック操作としてまとめて設定することで、メール関連の対応をワンクリックで素早く実行することが可能になります。
クイック操作の設定・使用方法
1.Outlookの[設定]から[メール]→[クイック操作]→[クイック操作を追加する]をクリックします。
2.クイック操作の名前を入力し、[アクションを選択]から追加したいアクションを選びます。
例)名前:見積対応
アクション:メールを「営業用」フォルダに移動、○○さんと○○さんに転送、メールをピン留めする
3.このクイック操作に関する説明を追加し、すぐに実行するためのショートカットを選択します。(この手順は任意です)
4.実際に使用するときは、対象のメールを選択した状態で、Outlook[ホーム]からクリックをするか設定したショートカットキーを用いることで使用できます。
※複数のクイック操作を設定している時は、プルダウンをクリックすることで選択することができます
活用例
▼「後で読む」マークをつける
忙しいときに届いたメールに「あとで読む」の印をつけて、忘れずにチェックできるようにします。
設定手順:
1.[クイック操作を追加する]をクリックし、名前を付ける 例)あとで読む
2.アクションに[フラグを設定]と[メッセージを分類する]を追加
3.任意で説明とショートカットを追加して保存
▼ワンクリックでメールを完全に削除する
「削除済みアイテム」のフォルダを経由せずに、メールをすぐに完全削除することができます。
設定手順:
1.[クイック操作を追加する]をクリックし、名前を付ける 例)完全削除
2.アクションに[メッセージを完全に削除する]を追加
3.任意で説明とショートカットを追加して保存
※削除済みアイテム内に残らないため、基本的には復元不可です
▼タスクに追加
メールの内容をそのまま「To do」に追加し、後からタスクとして確認することができます。
設定手順:
1.[クイック操作を追加する]をクリックし、名前を付ける 例)タスクの作成
2.アクションに[タスクの作成]を追加
3.任意で説明とショートカットを追加して保存
※作成されたタスクは、左側メニュー内の[To Do]もしくは上部メニュー内[今日の予定]から確認可能です。
まとめ
本記事では、Outlookのクイック操作機能についてご紹介いたしました。
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