すばやく内容を把握!Wordの自動要約機能のご紹介
2025.08.19
日々の業務の中で、長文の企画書や報告書を読む機会は皆様も多いかと思います。内容をすばやく把握したいけれど、どこから読めばいいのか迷ってしまうこともありますよね。そんなときに役立つのが、Microsoft Wordに新しく追加された「自動要約機能」です。
「まずはざっくりと内容を知りたい」「複数の資料を比較したい」「重要なポイントだけを押さえたい」——本日はそんなニーズに応える機能をご紹介いたします。
自動要約機能とは?
Wordの自動要約機能とは、AIが文書の内容を解析し、重要なポイントを抽出して簡潔に表示する機能です。文書を開くと画面上部に「概要」として表示されるので、内容をすばやく把握することができます。
主なメリット
業務効率の向上
従来のように冒頭から順に読み進める必要がなく、まずは要約を確認することで、長文の資料でも内容の重要度や優先順位を判断しやすくなります。
情報の整理と比較がしやすい
複数の文書を扱う際、それぞれの文書の要約を見比べることで、内容の違いや共通点をすばやく把握できます。
チーム内での共有がスムーズに
要約があることで、文書の目的や背景を簡潔に伝えられ、レビューやフィードバックの質の向上につながります。
確認手順
1.対象のWordファイルを開きます。
2.Onedrive もしくは Sharepoint に保存されている資料は、文書の上部に自動的に要約が表示されているので、[詳細を表示]をクリックします。
上記以外の場所に保存されているファイルの場合は、[生成]をクリックすることで要約が生成されます。
3.左下のプルダウンをクリックすると、要約の形式を[簡潔][標準][詳細]から選択できます。
▼簡潔
▼標準
▼詳細
4.要約内に表示されている[1][2]などの番号をクリックすると、その内容について記載されている箇所に遷移し、内容の詳細を確認できます。
5.自動要約で足りない部分や、より詳しく知りたい部分については[ホーム]タブから[Copilot]をクリックし、Copilot Chatを併用することで確認することができます。
まとめ
本記事では、Wordの自動要約機能についてご紹介いたしました。
ピーエスシーではCopilotの支援を行っておりますので、ご希望の場合はぜひお問合せください!